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代替え療法

鍼灸

東洋医学2000年の歴史で培われた技術で、今や世界各国に広まっています。
その効果はWHOも認めています。
世界的に研究が進むにつれて、様々な鍼灸の効果が認められるようになりました。
特に以下に掲げる3つの生理作用が、生体に有益な作用をもたらすと推測されています。

先ずは調整作用で、鍼灸の刺激は相反する2つの作用を生体に与えるとされています。
これは自律神経や内分泌系の調整のみならず、疼痛性疾患の改善にも役立つことを意味します。
例えば、同じ刺激であっても、痛みやけいれんのように神経や筋肉が興奮している場合は、鎮静作用が働き、逆にシビレや麻痺といった機能低下に対しては興奮作用により機能を高めます。
勿論、鍼やもぐさに組織の状態が判別できるというわけではありません。
受け取る側、即ち生体が疾患から回復させるため、鍼灸の作用を都合良く使い分けるということになります。
経験豊富な鍼灸師は、病態を把握して、適宜興奮あるいは鎮静に向かわせる手技も行いますので、その効果は絶大です。

次は血流促進作用です。弱った組織に酸素や栄養に富んだ血液を送り、生成された老廃物を運び去ることで、機能回復を早めるのです。
肩凝りや手足の筋肉疲労には効果覿面です。
胃でも肝臓でも肺でも、血流が良くなれば細胞のひとつひとつが元気になり、健康が維持できます。
病気であっても、回復にはずみがかかるでしょう。
また、この作用も応用次第によっては患部に真逆な効果をもたらすことが可能です。
例えば、打撲や関節炎で炎症反応が激しいときは、離れた箇所に刺激を与えることで、患部に集まっている血液を移動させ、炎症を早期に鎮めます。

その他にも、免疫力を増強させる作用があります。
免疫を司る細胞にはリンパ球とマクロファージのような貪食細胞がありますが、そのどちらも活性化させます。
リンパ球は主にウイルスを駆逐するB細胞や、その応援部隊であるヘルパーT細胞、ガン細胞を攻撃するキラーТ細胞などがあります。
特にお灸はこれらの免疫細胞の数を増やすばかりか、赤血球や血小板の生産も促す作用があります。
ですから、鍼灸治療により、食中毒やインフルエンザがみるみる改善したという学会報告は、枚挙にいとまがありません。
ガン細胞は1日数百個以上発生すると言われています。
このガンの芽生えを取り去ってくれるのも生体に備わった免疫機構です。
鍼灸の免疫力増強作用は、ガンの増殖にも歯止めをかけてくれるでしょう。
その一方、過剰な免疫はアレルギーや膠原病を引き起こす可能性が高くなりますが、鍼灸の刺激は行き過ぎた免疫力を是正し、均衡のとれた免疫機構を構築してくれますので、何の心配もありません。
現に花粉症やアトピー、リウマチなども鍼灸治療の適応症になっています。
免疫の分野でも、調整作用が働くようです。
但し、これらの作用の機序は、残念ながらハッキリわかっていません。
恐らく、鍼灸の刺激が自律神経系や内分泌系をはじめとした生体の恒常性を維持させる機能に働きかけるのではないでしょうか。

実際の鍼灸治療は、「陰・陽」「虚・実」「気・血・水」「五行」などいくつかの理論を集約 し、この観点から患者を診察しています。
この患者の病態を判断することを「証」を立てると言います。
証は一見すると西洋医学における診断と似ていますが、西洋医学の診断は単に病名を特定するだけなのに対して、「証」を得るということは患者の体力、抵抗力、あらわれている症状、更には体質まで見極め、その人に合った治療法を決定することです。
つまり、診断即治療という図式が描かれるのです。

但し、「証」を決定する前に、「望」「聞」「問」「切」の4つの診察を行ない、さまざまな角度から患者の「陰・陽」「虚・実」「気・血・水」「五行」が示す情報を集め、その人の病状を判断します。
この4つの診察法を四診と呼んでいます。
望診は、顔の色やつや、眼の輝き、姿勢、舌の状態などを見るもので、聞診は、患者さんの声の大きさや張り、呼吸音、せきの音などから健康状態を判断します。
問診は西洋医学の問診と同じです。
切診は西洋医学でいう触診にあたり、脈拍の速さやリズム、むくみの有無、腹部の張りなどを調べます。
特に脈の性状を調べる脈診はもっとも重要で、これにより大かたの病状は把握できます。

「証」を得た上で、鍼灸治療を行うのですから、的が絞られています。
まさにオーダーメイド医学と言えます。
ですから、問題となる副作用があらわれ難いのです。
また、上記した3つの有益な作用を有するので、単に病んでいる部分に施術しても相当の威力を発揮しますが、俗にツボと呼ばれる経穴を狙うので、更に効果的です。
経穴は経絡という東洋医学的なエネルギーの流れに沿って存在します。
この経絡が血液の流れや新陳代謝に影響を与えるとされています。
また、その失調は経穴にあらわれると言われています。
更に経穴は身体に異常があると、その箇所に応じて反応するとも言われています。
例えば胃炎や胃潰瘍があれば、背部の脾兪や足の三里という経穴に痛みや腫れなどの異常感覚があらわれます。
逆もまた真なり、相応する経穴に鍼灸治療をすれば、患部の血流や新陳代謝を促進し、回復に向かわせるということになります。

そこで、腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアですが、東洋医学では「痺症:ひしょう」と呼びます。「痺症」は、それだけではなく、痛みやシビレを伴う疾患全てを指しますので、変形性腰椎症や膝関節症、五十肩、リウマチなどの関節痛、肋間神経痛や坐骨神経痛、顔面神経痛などの神経痛、脳卒中の後遺症の片麻痺などの神経麻痺も同じ部類です。どれも鍼灸治療の最適応症です。

椎間板ヘルニアに関しては、激しい痛みがあるときは、まずは安定するまで安静を維持することが重要です。
それと並行して鍼灸治療を行なうわけですが、手足や背中、腰の反応している経穴、足腰の筋肉の緊張を緩和する経穴を利用します。
これにより症状の寛解をみることが多いようです。
また、ヘルニアの原因は筋力や腱の弾力性の低下にあるので、鍼治療ではそれらの回復をはかることも考慮します。
鍼治療により筋力が上がれば、背骨を束ねサポートする筋肉本来の働きが機能しはじめ、椎間板が少しずつ本来の位置に戻ってゆく可能性が高くなります。

また、深い鍼を腰の神経根あたりに刺入して、患部の血流を促進させたり、神経の興奮を鎮めたりすることもあります。
麻酔科の神経ブロックに似たような操作になります。
血流を高めることで、圧迫による馬尾神経の炎症性浮腫を取り去り、更に神経機能を回復させることで、足腰にあらわれている痛みやシビレを解消させるのです。
神経根の感作も次第に解放されるでしょう。

腰部脊柱管狭窄症も然り、椎間板ヘルニアや分離すべり症が発症の原因となっているケースが多々みられるとのことですので、このような治療法が功を奏したとしても疑う余地はありません。

以上、鍼灸治療も有力な腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症から発生する足腰の痛みやシビレ対策になるでしょう。

整体

整体の起源は中国の推拿(すいな)とされています。
推拿は数千年前から伝わる按摩です。
日本では大正時代にアメリカで医療の一角を担っていたカイロプラクティックやオステオパシーの知識を加味して、整体という新しい手技療法が誕生しました。

基本的には正しい背骨の配列を維持させるために行う手技療法です。
人の背骨は、椎体と呼ばれる骨がいくつも連なってできています。
それが生理的に順序良く腰椎から頸椎に並んでいれば、問題なく身体を支えることができます。
ところが、姿勢が悪く背骨をバランスよく支えられなくなると、筋肉が緊張して真っ直ぐしようとします。
左に傾けば、背骨の右側の筋肉が引っ張るように緊張するのです。
これは筋肉はもとより背骨を構成している靭帯や椎間板に負担をかけることになります。
これが椎間板ヘルニアの原因になると言われているのです。

椎間板は、椎体と椎体の間で衝撃をやわらげるクッションの役割を果たしている組織で、その中央には、やわらかい髄核があり、その周囲を線維輪という比較的硬い軟骨が囲んでいます。
椎間板ヘルニアは、線維輪にできた亀裂から髄核が押し出された状態をいいます。
これが坐骨神経を圧迫して足腰に痛みやシビレといった坐骨神経痛症状をあらわすのです。

つまり、背骨が歪み、筋肉の緊張が慢性化すると、靭帯や線維輪が伸びたり椎間板が変形したりして、髄核が飛び出しやすい状態になっているのです。

ですから、坐骨神経痛は、片側だけに起こることが多いようです。
また、急性と慢性があり、急性の場合は痛みが激しく、立ち上がれないこともありますが、慢性の場合には、症状が徐々に強くなり、腰痛や手足のしびれなどの症状が軽快と悪化を繰り返します。

勿論、長引くと代償的に反対側の筋肉の緊張も呼び、次第に両側の坐骨神経痛にも発展してしまうこともあります。

腰部脊柱管症も腰椎椎間板ヘルニアなどの腰椎椎間関節の変化が原因のことが多く、症状の悪化にも深く関係しているようです。

そこで、整体により関節の歪みやズレを徒手矯正により是正したり、過緊張している筋肉をほぐしたりして、背骨のバランスを調整するのです。
したがって、整体も有力な脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアの治療法にあげられます。

アロマ

アロマは揮発性の精油成分の作用を利用していますので、芳香療法の一種です。その歴史は古く、すでに紀元前4000年以上前のメソポタミア文明時代に活用されていたようです。
その後、古代ギリシャの医学の祖と称されているヒポクラテスが、客観的に具体的な病名を挙げて、その対処法を述べています。
それが取捨、改良されて現代のアロマ療法として発展しました。

その作用機序は、皮膚あるいは鼻粘膜から吸収された精油成分が血流に乗って直接脳に達する、あるいは香りが鼻粘膜にある臭覚を刺激し、それが大脳辺縁系から大脳皮質の臭覚野に運ばれ、感情や記憶、知覚、運動、学習など様々な機能に関係する各脳野に影響を与えるのです。
その刺激は自律神経系やホルモン系にも及びます。

また、長い経験から、生体の機能を亢進させる香り、鎮静させる香り、また主に作用する組織などが判明しています。
また、利用する人の記憶の中で、リラックスあるいは興奮した香りに鋭く反応することも知られています。

これらの作用は、単に精神的な疾患に良いばかりか、腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアなどの疼痛性疾患にも効果が期待できます。
痛みやシビレの閾値を下げることも、左背外側前頭前野の活動を活発にさせ、幻の痛みやシビレを忘れさせてくれることも考えられます。
更に副交感神経を優位にさせ、血流を改善することで、圧迫されている神経の機能回復を早めることでしょう。
また、その効果は人により劇的にあらわれる可能性もあります。

例えば、ストレスや更年期障害からの自律神経失調症状であるうつや不眠、不安、イライラにはベルガモットやイランイラン、ゼラニウム、ネロリなどの精油が利用されます。
疼痛性疾患にはジュニパーベリー、ローズマリー、ラベンダー、ペパーミント、ユーカリなどが効果的と言われています。

その他 ヨーガ 瞑想

ヨガとは2500年前にインドで生まれた健康法です。究極的には悟りを開き、幸せな生き方を実践していくのが目的と言われています。その基本はポーズと呼吸、瞑想の3つで、関連性を持たせながら行うことで、心身の健康と安寧が得られるとされています。

その効果ですが、複雑なポーズを取ることで、リンパや血液の流れが促進され、内臓諸器官の働きが活発になると言われています。
しかも身体の柔軟性が養われることが、精神の寛容性につながります。それが自身の心を安らがせたり、慈悲の精神を宿らせたりするそうです。
そこで、足腰の痛みやシビレに効果的なポーズと言えば、身体をV字型に曲げる動作です。仰向けに寝て、上半身を起こし、膝を曲げ、続いて足を上げながら膝を伸ばしていくポーズです。
腹筋を鍛えることになりますが、上半身を起こすことで、腰や背中の筋肉にかかる負担を軽減させています。
腹筋を強化すると、腰痛の症状の緩和に役立ちます。これは当たり前のことです。

この独特なポーズは、足腰の神経の血流も良くします。
筋肉やスジを収縮、あるいは伸展させ、関節を動かすのですから、当然の結果です。
圧迫されている腰椎の神経根や坐骨神経へ十分な酸素と栄養が送られ、そして老廃物の代謝が促進されれば、神経機能の回復が期待できます。

更に呼吸法も加わります。大きく息を吸い込み、ゆっくり吐き出すことで、副交感神経系の働きが活発になり、血流を増加させ、組織の代謝を高めることができるのです。
これは脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなどの疼痛性疾患の対策にもなるということも示唆しています。
圧迫されている馬尾神経の炎症が鎮まり機能も高まる可能性が十分にあるからです。
その他、深呼吸は気持ちを落ち着かせる効果もあります。

もっとも大切なのは瞑想で、自分と周りの人々や、生物や植物をはじめ地球を構成する全ての物との関わりを知り、自然現象をはじめとするこの世の森羅万象を理解し、さらには宇宙との一体化を目指すことで、安寧な心に至るのが最終目的です。
つまり、悟りを開くのです。
これにより、神経根や脳に溜まった不快な感作も取れるでしょう。
痛みやシビレという感覚も感情をコントロールすることで、その閾値を下げることが可能だからです。

最近はヨガ以外でも瞑想をストレス解消の手段に用いている方が増えています。
ストレス社会を反映してのことでしょうが、インターネットで誰でも簡単に実行できる瞑想法が紹介されるようになったことも流行する要因のひとつになっています。
その中でもマインドフルネス瞑想は一部上場企業が職員の健康管理に利用するほど社会に浸透しています。
このマインドフルネス瞑想ですが、左背外側前頭前野(DLPFC)の活動を活発にさせ、気持ちを明るくさせるとのことです。
これは、心の奥底に残っている痛みやシビレに対する恐怖や不安、怒りを解消させる手段になります。
つまり、心が作り上げた幻の疼痛である緊張性筋炎症候群(TMS)を改善させるのです。

以上のことから、ヨガも有力な腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症から発生する足腰の痛みやシビレ対策になるでしょう。

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